弊研究所は
トレーニングを重視しています
トレーニングとは、繰り返し練習して技能化することです
なぜトレーニング重視か、
それは知っていることと、できることは違うからです
研修やセミナーを受講しても、まだ知識を得ただけであり、それを完全に実践できるレベルに到達していない状態といえます。
それは、「泳げるようになりたい」ために本で泳ぎ方の理屈を一日かけて勉強しても、翌日プールに入って泳げるかといえば泳げないのと同じです。
自動車の運転操作、パソコンの操作、毎日の仕事の一つ一つが繰り返し繰り返し練習することによって身についていきます(技能化)。
社員を研修やセミナーに参加させる目的は、
「参加することによって学んだ知識を仕事に活かし、それを持続して成果に結びつけてほしい」からですが、実際に学んだ知識を仕事に活かして成果に結びつけようとするのは学習者の1割弱ということをご存知ですか?
これには学習に出す側、学習を受ける側の双方に原因があります。
まず出す側(上司)では、
●学習させようとする内容そのものにあまり関心がない(学習すれば仕事に活かしてくれるだろうという期待程度)
●学習したことを試す機会、時間を与えない
など
次に受ける側(本人)では、
●上司があまり関心を示さないため、仕事に活かす、活かさないは本人次第となってしまう
●上司の理解がないため、学習したことを試すことができない
など
代表的な原因をあげましたが、これを学習転移の障害と言います(転移とは学んだことを仕事に活かし、持続して成果に結びつけること:学習論)。つまり、学習の前段階、後段階がいかに重要かということになります。
そこで、弊研究所では次のようにトレーニングを行います
(基本スタイル)
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講義を聴講する
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単元ごとにグループワーク、ロールプレイングを行い、アウトプットを発表する
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アウトプットに対し他グループから建設的な批評、意見を出し合い気づきを得る
1.気づきを得る
1での学習ではまだ「何となく分かった」という状態につき、
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単元ごとに学習した内容を振り返り、自分の言葉で整理しまとめる
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グループごとにまとめた内容を発表する
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発表内容に対し他グループから建設的な批評、意見を出し合う
2.論理的理解・記憶の定着化
直属の上司に参加していただき「同じ船」に乗っていただきます
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2でまとめた内容を役割分担して上司に発表する
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学習した内容を上司に実演してさらに理解を深めていただく
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学習したことを風化させないためにはどのように仕組み化するかを上司を交えてディスカッションしアウトプットを出していただく
3.上司とのステークホルダー化